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「 POP before SMTP 」は、電子メールを送信する際に弊社インターネット回線を使用していない場合でもメールの送信を可能にする手段のひとつです。他社のインターネットに接続している状態で弊社メールアドレスのメールを送信する場合はユーザー認証を行う必要があります。
ユーザー認証とはユーザーIDとパスワードをサーバーに送り、そのユーザーIDとパスワードが弊社で管理しているアカウントであるか照合する仕組みの事です。普段のメールのやりとりでもユーザー認証はおこなわれております。ただユーザー認証をおこなうのはメール受信のみとなっています。メール受信時にユーザーIDとパスワードをサーバーに送り、サーバー側で照合して弊社ユーザーの確認が取れればメール受信を開始するしくみになっています。メールの受信に関してはユーザー認証をおこなう仕組みが標準化されているのですが、メール送信時にはユーザー認証をおこなう仕組みが標準ではありませんので他社でのインターネット接続時にメールを送信できない様になっておりました。
「 POP before SMTP 」を使う事により、他社にインターネット接続している状態でも弊社メールアドレスから送信が可能になります。具体的な方法は一度メールを受信してから送信をおこなう事でメールの送信が可能になります。Outlook Expressの場合は送受信ボタンの右側に下を向いた三角マークをクリックするとメールの受信だけをおこなう選択項目が表示されますので、そちらでメール受信をおこなって頂くと、その後メール送信が可能になります。
他社の接続でメール送信する為には、弊社にインターネット接続状態でメール送信を行うより一段階セキュリティーが上げる必要があります。
「 POP before SMTP認証 」 を採用することによりSPAMメールの中継など、第三者によるメールサーバの不正利用を防ぐことができます。
POP before SMTPの場合はメールソフトの設定が必要ないためメールソフトを選ばないのが特徴です。
POP before SMTPの使用方法
送受信ボタンの右横にある下を向いた三角の部分をクリックしてくだい。
送信したいメールアドレスをクリックして一度受信だけをおこないます。
受信する事でPOP before SMTPによるユーザー認証は終了しています。
以後、数十分間はメール送信可能です。
※送信でエラーが出る場合は、また受信のみをおこなってください。